カスタマイズで複雑な勤怠を統合し業務効率を改善! – 株式会社ダイゾー
会社情報
社名 | 株式会社ダイゾー |
従業員数 | 800〜1000名 |
ご担当者 | 経営本部情報システム部 部長 島田孝司様 |
株式会社ダイゾー様は、1936年に造船事業を行う株式会社大阪造船所として創業された会社です。現在、造船事業は子会社の大島造船所に移し、エアゾール製品の製造、特殊潤滑剤の製造販売、駐輪設備の製造販売、小型船舶の建造・修繕並びに鉄鋼構造物の製作を行う製造メーカーで、エアゾール製品やモリブデン製品は国内シェアトップクラスの企業です。
業務刷新プロジェクトの一環としてTeasyをカスタマイズ導入いただいきました。今回はカスタマイズから導入に至るまでのお客様の声をご紹介します。
お客様からの声
勤怠管理システムの導入にあたり、労務管理 / 勤怠管理における課題は何だったのでしょうか?
事業部ごとに就業規則が異なり勤怠管理の運用が統一されておりませんでした。
さらに、それぞれ異なるシステムを使っていることで管理が複雑化しており、管理部門では従業員の労働時間をタイムリーに把握できず適切な指導が難しい状況にありました。
また、タイムカードや紙の申請もあったため集計に手間がかかり(特にシフト管理)で、人事労務担当の負荷が高まっていました。
勤怠システムの導入でどのようなことを実現したいのでしょうか?
業務刷新プロジェクトの一環として勤怠管理を全社統一し、業務効率化を図ることです。
タイムカードや申請書の集計をなくしてペーパーレス化を行うことにより業務の効率化が図れるだけでなく、労働時間や有給の取得状況を正しくタイムリーに把握するしくみができることから法令順守の徹底ができるようになると期待していました。
また、給与システムと連携することにより手入力がなくなりますので、ここでも業務の効率化が実現できると考えていました。
Teasyの導入の決め手・理由は何でしょうか?
お取引先様より勤怠管理システムを提供しているFullonさんをご紹介いただき、Teasyの案内をしてもらいました。
他にはないコンセプトの勤怠管理システムであり、さらにカスタマイズ対応により事業部によって異なる要望にも対応できることから導入を決定しました。
全社統一を徐々に近づけるための拡張性や、PCを持っていない従業員向けの対応が必要であったため、ICカードでの打刻機能があることも選定理由の一つとなっています。
カスタマイズはどのように進めていったのでしょうか?
現状の運用をまとめたドキュメントがありませんでしたので、事業部ごとにヒアリング調査を行い、現状業務をドキュメント化するところから始めました。そしてTeasyを適用した業務フローとのFit&GaP、課題の分析を行い、本当にカスタマイズが必要な機能を明確にしました。
カスタマイズされたTeasyの検証については、事業部ごとにトライアル期間を設け、十分に時間をかけて検証を行いました。
プロジェクトの進捗管理はBacklogとリモートでの定例会で確認し、日々のコミュニケーションはSlackを活用し、やり取りの履歴が残るようにしました。 Fullonさんには現状調査から支援いただきましたが、労務管理業務に詳しい方に担当いただきましたので、安心してプロジェクトを進めることができました。
導入に向けた準備と導入の流れはどのようなものでしたか?
各事業部の事情に配慮し、事業部単位で導入計画を立てて導入しました。
はじめて勤怠管理システムを利用する部門もありましたので、事前に従業員向け説明会、管理者向けの説明会を開催し、運用ルールの周知を徹底しました。 運用開始後のサポートについてもSlackに問合せチャンネルを用意し、迅速に対応できるようにしました。
開始直後は慣れないことによる問合せがいくつかありましたが、今ではほとんど問合せがなく、順調に運用することができています。
苦労した点、大変だったところを教えてください
就業規則や給与計算のルールが事業部ごとに異なるため、運用ルールの調整に苦労しました。どうしても調整できないところはFullonさんから運用による回避策を含めさまざまな提案をいただき、最小限のカスタマイズ対応でユーザーに満足してもらえるシステムを構築することができました。
Fullonさんのご協力により全社に勤怠管理システムを導入することができました。心から感謝しております。ありがとうございました。